微粉砕コラム

CRUSHED COLUMN

ほうじ茶パウダー

飲料商品ブランドからほうじ茶ペットボトルが販売されたり、アイスクリームやお菓子などにも使用され、ほうじ茶を目にする機会が多くなってきました。
当社でもご依頼に応じて原料(秋番茶)を仕入れ、ほうじ茶パウダーを製造しています。

【ほうじ茶パウダー】

ほうじ茶パウダー

秋番茶を使用しており、産地は原料の仕入れにより変動いたします。当社のドラム式直火焙煎機でじっくりと焙煎し、香ばしい香りが特徴で茶葉の甘みを引き出しています。焙煎後は、気流式粉砕機でパウダー化しています。原料による変動はありますが、平均粒度は10~15μmと細かなパウダーです。粉末品のため、飲料用途以外にも、製菓・製パン用と幅広くご活用いただけます。

【ほうじ茶とは】

ほうじ茶

ほうじ茶とは緑茶の一種で、茶葉を焙じたお茶です。高温で焙煎しているため香ばしく、水色が茶色(飴色)っぽいことが特徴です。比較的安価な番茶、茎茶などを使用されていることが多いですが、一番茶を使用した高級品も出回っています。若い茶葉ほどカフェインを含んでいるため、番茶を使用したほうじ茶は相対的にカフェインが少ないお茶となります。また焙煎により茶葉の甘みと香ばしさが引き出されており、苦みが感じにくく飲みやすいお茶です。

【補足情報】
お茶の木は、芽(葉)を摘み取ったあとも成長し、一年の間に何度も芽が生えてきます。「一年最初の新芽」を用いて作られる茶が新茶(一番茶)と呼ばれます。新芽を摘んだあとに育ってきた芽を用いたのが二番茶、その次の芽で作られたのが三番茶秋番茶と続きます。新芽がもっとも柔らかく、成分が凝縮されているため高品質です。後半になるほど葉は硬くなり、品質の低い茶葉となっていきます。成長して硬くなった葉を用いたお茶は「番茶」と呼ばれています。一番茶(+二番茶)を使用したものが「煎茶」と呼ばれます。
茎茶」とは、煎茶や玉露の製造途中で取り除かれる茎や茶軸の部分を集めたお茶で、別名「雁ヶ音茶(かりがね)」とも呼ばれています。

 

【ほうじ茶飲料の人気】

緑茶飲料市場(約4,500憶円)のうち、ほうじ茶飲料が占める割合は0.1%もありません。近年その人気が高まっており、2020年頃にはさまざまな飲料メーカーからほうじ茶のペットボトル商品が次々と発売されました。コンビニやスーパーマーケットでは商品の入れ替わりが激しいですが、ほうじ茶ペットボトルも飲料棚へと定着しつつあります。
なぜ需要が伸びているのか。ほうじ茶のもともとのメインユーザーは30~40代女性でしたが、その人気が若年層へと広がってきました。緑茶と比較して甘香ばしくて飲みやすいこと、ほうじ茶ラテやスイーツなど用途が広がったことが人気の要因だと思われます。

【ほうじ茶ラテ・スイーツの人気】

和カフェではアイスクリームやパフェなどの抹茶スイーツと並びほうじ茶スイーツも展開されていました。2021年夏頃、スターバックスで「ほうじ茶&クラシックティーラテ」が発売されるとSNS上でも大きな話題となりました。その他、市販アイスクリーム、チョコレート、コンビニスイーツなどでもほうじ茶を使用した新商品が相次いでいます。ほうじ茶人気は衰えていないようで、みんなの食品クチコミサイトの『もぐナビ』では、「#ほうじ茶」タグの商品が多く掲載されています。
もぐナビHPへ

  • ほうじ茶パフェ

さまざまな口コミを閲覧していると商品によっては、「ほうじ茶の香りが薄い」「ほうじ茶の味がしない」「ほうじ茶が入っているのかわからない」といった感想が見受けられました。商品に対するほうじ茶の「使用量=原価アップ」につながりますが、ほうじ茶の使用量が少なすぎると商品満足度の低下につながり、リピーターの獲得が難しくなります。有名な和カフェが監修している、ブランド銘柄を使用している商品は手に取られやすいですが、「ほうじ茶を感じる味」ということもとても重視されています。

当社のほうじ茶パウダーは、比較的安価な秋番茶かつブランド銘柄ではない茶葉を使用して製造しています。
ご依頼の時期にもよりますが、サンプルのご提供も可能です。ご興味がある方は、是非お問い合わせフォームよりご相談ください。

コラムの監修者

岡本彩

岡本彩

京都グレインシステム株式会社 経営企画室
管理栄養士/ウェブ解析士

入社から3年間は営業部に所属し、育児休業を経て、経営企画室に異動・立ち上げをおこないました。管理栄養士の知識を活かし、当社の加工内容や商品、関連情報をご紹介します。

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