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KGSコラム

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管理栄養士考案レシピ公開!ハトムギを使ったパンのレシピと健康効果

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「ハトムギ」は単なる穀物ではありません。美肌効果やデトックス効果、腸内環境の改善など、多彩な健康効果が期待できるスーパーフードで、最近はインナーケア原料としても人気を集めています。この記事では、ハトムギの栄養素や健康効果についてご紹介し、また管理栄養士であり米粉研究家でもある中村さんが考案した当社のα化はと麦パウダーを使用したレシピも紹介していきます。

ハトムギとは

ハトムギはイネ科の穀物で、麦の一種です。東洋の伝統食の中でも、栄養学的にバランスの取れた素材として知られています。特に、その美容と健康への効果は古くから重宝されてきました。穀類の中ではハトムギの栄養価は高く、食物繊維やミネラル類が豊富です。これにより、健康やダイエットをサポートするだけでなく、健康的な肌の維持にも寄与しています。

ハトムギの栄養や健康効果

ハトムギは、栄養価の高さと多様な健康効果により、日々の食事に取り入れることで、健康と美容の両面でのメリットを享受できる素晴らしい穀物です。ここでは一般的に期待されている効果についてご紹介します。

美肌効果

美肌を維持するにはビタミン類の摂取が必要ですが、ハトムギには特にビタミンB群が豊富に含まれています。また、アミノ酸も多く含まれているため、肌の保湿やバリア機能も期待されます。そのほか、肌荒れの改善やターンオーバーを活性化する作用も期待されており、化粧水や美容液の原料として広く使用されています。

デトックス効果

むくみは、体内の余分な水分が組織や細胞の間に溜まることによって引き起こされます。ハトムギには体の水分代謝を促進する作用があると言われており、老廃物や毒素の排出がスムーズになり、むくみの改善につながります。そのほか、利尿作用による肌の代謝促進も期待されています。

抗炎症作用

生薬であるヨクイニン(原料:ハトムギ)は古くからイボ治療の漢方薬にも使用されており、ハトムギには炎症を抑える働きがあると言われています。肌トラブルの軽減アレルギー反応を抑える効果が期待されています。

腸内環境の改善効果

ハトムギには不溶性食物繊維が含まれています。不溶性食物繊維は、腸の蠕動運動を活発にしたり、また水分を吸収して膨らみ、腸内でかさを増すことで排便を助け、便秘改善への働きが期待されています。

管理栄養士のおすすめレシピとは

当社ではハトムギ商品も製造しており、飲料原料や食品原料として使用されています。今回は、管理栄養士であり、米粉レシピが得意な中村さんにご協力いただき、「α化はと麦パウダー」を使ったハトムギパンのレシピを考案いただきました。

▶今回のレシピの監修者:中村りえ/管理栄養士


管理栄養士ならではのヘルシーや健康的なレシピ、米粉レシピが得意。企業のレシピ考案を中心に雑誌・メディア出演、コラム執筆など幅広く活動中。著書『米粉のおやつとおかず』(宝島社)が好評発売中。

レシピ:α化はと麦パウダー40%パンの作り方

α化はと麦パウダーパウダーを使用することによって、中はモチっとやわかくなり、焼き上がった生地は固くなりにくいので、翌日もパサつきにくいことが特徴です。
それでは作り方をご紹介いたします。

材料

  • 強力粉                             :60g
  • アルファ化はとむぎパウダー:40g
  • ドライイースト                 : 1.5g
  • 砂糖                               :8g
  • 塩                                  : 1.5g
  • 無塩バター                       :8g
  • 水                                  :70g
  • 打ち粉(強力粉)                 :適量

作り方

  1. ボウルに強力粉、アルファ化はとむぎパウダー、ドライイースト、砂糖、塩を入る。砂糖のところにぬるま湯を入れる。
  2. ゴムベラで捏ねるように混ぜ、粉っぽさがなくなってきたらバターを加えてゴムベラで押し込むように混ぜる。生地がまとまってきたら手で粉を押し込むようにひとまとめにする。打ち粉をした台で5〜10分ほど捏ねる。
  3. 表面が滑らかになったら生地の表面を張るようにして丸めてとじ目を下にする。薄く油を塗ったボウルに入れてオーブンの発酵機能で40℃30分発酵させる。(一次発酵)
  4. 打ち粉をした台に取り出して3等分にし、丸める。固く絞った濡れ布巾をかけて10分おく。(ベンチタイム)
  5. 打ち粉をして生地の表面を張るようにして丸めてなおしてとじ目を下にする。オーブンシートの上に間隔をあけて並べ、オーブンの発酵機能で40℃30分発酵させる。(二次発酵)
  6. ひとまわり大きくなったら180℃に予熱したオーブンで15分焼く。

注意点

  • 生地がベタつきやすいので、捏ねたり、成形する際には打ち粉が必須です。
    (アルファ化はとむぎパウダー50%はベタつきが強くなるためアルファ化はとむぎパウダーは最大で40%がおすすめです)
  • やわらかい生地なので、冷めると少しシワが入ります。
  • 周りもやわらかいので、焼き立てをさわると凹みやすいです。

まとめ

新型コロナウイルスの5類移行に伴い、マスクを脱する機会が増え、美肌効果を求めて、身体の内側から整える「インナーケア」が再注目されています。今回はその一環としてハトムギを活用したレシピをご紹介しました。パンのような主食以外にも健康食品や飲料に検討されるケースが増えています。
様々な商品にお使い頂ける原料となっており、ご興味のある方にはサンプルもご提供しています。そのほか、ハトムギの受託加工も承っておりますので、ご関心のある方は下記フォームよりお問い合わせください。

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