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注目のインナーケア素材!ハトムギの効果と加工例のご紹介

新型コロナウイルスが5類感染症に移行しましたが、脱マスクに向けた肌の改善や免疫力の向上に関心が高まっており、最近では「インナーケア」という言葉をよく耳にするようになりました。インナーケアは、健康や美容を体の内側からサポートするためのケア方法です。食事、栄養補給、適切な水分摂取、適度な運動、睡眠などを通じて、体の機能や代謝を最適化し、内側からの美しさや健康を促すことを目指します。
ハトムギは、インナーケアにおいて人気のある成分の一つです。日本やアジアの伝統的な食品として知られており、栄養価が高いことから美容や健康に良いとされています。当社ではハトムギを飲料原料や食品/健康食品向けの原料として加工しています。

【はじめに:ハトムギとは】

ハトムギは、イネ科のジュズダマ属に属する穀物であり、日本やアジアを中心に栽培されています。古くから日本では広く食材や飲料として利用されてきました。またハトムギの種子を殻から取り出して乾燥させたものは「ヨクイニン」として知られ、生薬原料としても広く知られています。

①栄養価 ハトムギは、穀物の中でもタンパク質食物繊維が豊富であり、ビタミン(ビタミンB群)ミネラル(マグネシウム、カリウム、リンなど)も多く含まれています。玄米と比較すると、ハトムギには約2倍のタンパク質、1.8倍の脂質、そして鉄分に関しては2倍以上含まれていると言われています。
②美容への効果 ハトムギは、美容・美肌効果を期待され、化粧品の原料としても広く利用されています。期待される効果として「保湿効果」「抗炎症作用(肌トラブルや炎症を鎮める)」「肌のくすみ改善効果」「抗酸化作用(肌の老化を防ぐ)」などが挙げられます。化粧品に使用される際は、外殻を取り除いた種子の部分が利用され、粉末やエキスとして製品に配合されています。
③健康への効果 ハトムギは、栄養価が豊富であるため、健康茶やさまざまな食品、健康食品などに幅広く利用されています。期待される効果としては、「利尿作用(むくみの軽減や老廃物の排泄促進など)」「血糖値の安定化」「消化促進効果(胃腸の機能向上や便秘の改善など)」「抗酸化作用」などが挙げられます。飲料として使用される場合は、外殻が付いたまま焙煎され、ハトムギ茶として飲まれています。また、他の素材とブレンドされたブレンド茶としても親しまれています。食品や健康食品に使用される際は、硬い外殻を取り除き、種子のみが食べられています。

 

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【ハトムギの加工方法/商品のご案内】

当社ではハトムギ原料(外国産/国内産)の買い付けをおこなっており、蒸し乾燥、焙煎、粉砕、微粉砕加工などをおこない、飲料や食品、健康食品原料へと加工します。お客様からの持ち込み原料での加工も可能なため、加工例や商品・試作品例をご紹介します。

焙煎ハトムギ(丸粒/粉砕品)

焙煎はと麦イメージ

殻付きハトムギを焙煎しています。麦茶(焙煎大麦)に比べると抽出液はやや薄く、すっきりとした甘みがあります。丸粒品だけでなく、粉砕品でのご提供も可能です。ティーバッグ用途であれば粉砕品の方が抽出しやすいため適しています。飲料向け原料

ハトムギ蒸し乾燥品

ハトムギ蒸し乾燥品

外殻を取り除いた種子の部分を蒸し乾燥しています。このままでは硬くて食べられませんが、炊飯器で炊くとハトムギご飯として食することができます。ハトムギ蒸し乾燥品をさらに加工に、パウダー品やパフ商品にすることも可能です。食品向け原料

ハトムギパフ

ハトムギパフ

外殻を取り除いた種子の部分を蒸し乾燥後、熱風焙煎機で膨化させているため、そのまま食べることができます。ラオス産、国内産原料ともに試作しましたが、国内産(画像右)の方が食感が軽く、甘みがあります。ラオス産原料(画像左)の方が粒感が大きいため、シーズニングやチョコがけなどはラオス産の方が適しています。食品向け原料

α化はと麦パウダー

α化はと麦パウダー

外殻を取り除いた種子の部分を蒸し乾燥後、気流式微粉砕機でパウダー加工しています。一度加熱処理をしているため微生物コントロールが可能で、ほのかな甘みが感じられます。製菓・製パン原料として生地に混ぜ込んだり、スムージーや栄養補助食品に添加として使用することも可能です。食品向け原料】【健康商品向け原料

焙煎はと麦パウダー

焙煎はと麦パウダー

外殻を取り除いた種子の部分を蒸し乾燥後、焙煎し、気流式微粉砕機でパウダー加工しています。α化ハトムギパウダーと同様に加熱処理しているため微生物コントロールが可能で、焙煎による香ばしい風味が特徴です。飲料向け原料】【食品向け原料】【健康商品向け原料

残念ながら加工が難しい内容としては「抽出液やエキス加工(該当設備を所有していない)」「殻付きハトムギの微粉砕加工(殻が硬く粉砕機が負けてしまう)」が挙げられます。ハトムギの加工や商品にご興味がある方はぜひお問い合わせフォームよりご相談ください。

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コラムの監修者

岡本彩

岡本彩

京都グレインシステム株式会社 経営企画室
管理栄養士/ウェブ解析士

入社から3年間は営業部に所属し、育児休業を経て、経営企画室に異動・立ち上げをおこないました。管理栄養士の知識を活かし、当社の加工内容や商品、関連情報をご紹介します。

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