きな粉の基礎知識
和菓子によく使われているきな粉ですが、最近はアーモンドやオリゴ糖を混ぜたきな粉も多く販売されています。きな粉牛乳やきな粉アイス、きな粉かき氷など使用用途が広がっています。大豆の豊富な栄養素が再注目され、きな粉のニーズが伸びています。
【きな粉とは】
きな粉とは、炒った大豆をそのまま粉にしたものです。大豆を加熱することで生理有害物質が減少し、大豆独特の臭みも抜け、香ばしく食べやすくなります。
茹でた大豆は水分を60%程度含み、豆腐の水分含有量は80%超です。その点、きな粉の水分値は5%程度のため、大豆を効率的に摂取することができます。
使用する大豆の品種や産地によって、きな粉の味が変わります。焙煎機や焙煎度合いの違いにより、きな粉の風味が変わります。また大豆の皮ごと粉砕したものは栄養価が高くなります。一方、大豆の皮をむいて作ったきな粉は、舌触りがよくなります。
【きな粉の栄養素】
大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど良質の植物性タンパク質が豊富に含まれており、代謝に必要なミネラルも多種類かつ大量に含まれている食品です。きな粉のメリットは、粉末にすることで表面積が大きくなり、消化吸収性が向上します。そのため、大豆に含まれている栄養素を効率的に体に取り入れることができます。
<代表的な栄養素>
■大豆たんぱく質
■食物繊維
■大豆イソフラボン
■大豆オリゴ糖 他
【きな粉を取り巻く市場】
「きな粉」ときくと和菓子のイメージが強いかもしれませんが、最近は洋菓子にもよく使用されています。大流行したチロルチョコの「きなこもち」をはじめ、『桔梗信玄餅』とのコラボ商品。韓国で大流行した「きな粉餅かき氷」が日本へ上陸。冬場になると、毎年きな粉味のアイスが期間限定で発売されています。
また「きな粉+α」のような、オリゴ糖やヒアルロン酸、アーモンド、黒ごまなど別素材が配合された商品がよく販売されています。きな粉の栄養素が注目され、毎日手軽にきな粉を摂取できるように工夫されています。
【KGSのきな粉】
当社ではきな粉の製造に関わる機械や設備に改造・改善を行い、日産量が大幅にアップしました。
そのためコストメリットが出ています。
FSSC22000認証取得した工場のもと、日々の気温や湿度、各製造データなどを管理しています。原料によって火の強さや焙煎時間等を微調整し、常に均一な品質を保っています。
また原料調達から製造、検査まで同一工場で行っているため、ご希望の数量によってカスタマイズ化が可能です。丸粒や粗砕きでのご提供も行っています。
サンプルのご提供や、お客様の支給原料による受託加工も行っております。
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